バレエ・足裏と甲から股関節(9歳~11歳)

成長期のバレリーナさんの足裏と甲から股関節は1番大切!

足裏と軸の使い方を理解してコントロールできるようになるために大切な時期です。この時期に理解してコントロールできるようにレッスンしていないと、次の年齢になってくると脚が太くなるなど悩みが増えていきます。無理にバリエーションなど踊らないで欲しいと思います。

海外では、9歳・10歳からバレエの1年生としてバレエ学校での基本レッスンを始める事が出来ます。バレエの歴史、バレエ用語、ポジション、パ、音楽などは当然学びます。 日本のバレエ教室でも学ぶ事は当然だと思います。最近はコンクールを中心に練習している教室がありますから、学べないバレリーナもいます。残念です。 海外のバレエ学校では、身体の仕組みも正しく学びます。日本のバレエ学校では学べない状態です。個人のバレエ教室では難しいと思います。こんな日本の状態をバレエボディトレーナーとして応援したいと思って活動しております。 この時期に学んで理解してコントロールするレッスンをする身体の仕組みは、次の内容です。ゆっくりと読んで理解してレッスンして下さい。

足の裏は、横から見ると土踏まずと言われるアーチ状になっているのが普通です。今の年齢ですとアーチが小さいのが普通です。 ですが、偏平足の状態、床に土踏まずが付いていて、内側に倒れている足の状態は良くありません。少しおこしてみようと声をかけて頂きたいと思います。 足裏のバランス・土踏まずのアーチが崩れていると、成長に影響が出ます。その他にも座っている姿勢、特に横に捻じれている姿勢、肩の高さが違う姿勢などを見かけたら声をかけてあげてほしいと思います。 甲は、今の年齢では大切ではありません。出ていなくても心配しないでほしいと思います。 足の指は、グーとパーが出来るか、特にパーが出来るかをチェックしてほしいです。ご一緒に足の指でじゃんけんをして遊んでみる事をおススメします。 バレエの軸は、足裏のバランスや普段の姿勢を、少し気にしていくクセを付ける事で十分です。ぜひ気になった時に声をかけてあげて下さい。焦らずに徐々に身長が伸ばしていくように、無理なレッスンをしないで欲しいです。栄養と睡眠をとる事で成長していきます。(成長は個人差があります) この時期のバレリーナさんは、身体に無理をかけない事。それから今の時期だけの感じる感性、美しいと感じるものをたくさん見て感じて欲しいです。バレエの舞台、美しいプロのバレリーナ踊り、美術館、音楽、自然、素晴らしい人など、心を感じる経験をさせてほしいと思います。

膝の関節は、ふくらはぎの2本の骨と、太ももの骨で形成されています。骨と骨の間に半月板と言うクッションの役割をする繊維で出来たものがあります。 屈曲と伸展と、動かす事が出来れば大丈夫です。 この時期は、X脚で成長する事が普通だと言われています。少し両方の膝のお皿が内側を向いていると思います。あまりひどいX脚でしたら、バレエボディトレーナーにご相談ください。(個人差があります) 膝は、まだ成長の準備段階ですので、太ももとふくらはぎが成長するとともに長く伸びてきます。その前に膝のお皿や関節の中の半月板が先に成長してきますので、お皿が大きく見える脚をしていると思います。(個人差はあります) お皿や半月板が大きい成長時期では、バレエの時の膝を美しく伸ばす事が、まだできません。今の年齢は、焦らずに徐々に身長が伸ばしていく為に無理なレッスンをしないで、栄養と睡眠をとる事で、太ももとふくらはぎが成長していく事で膝が伸びていきます。(成長は個人差があります)

股関節は、太ももの骨と、骨盤の骨とで形成されています。 屈曲と伸展と回旋・内転・外転が出来れば大丈夫です。 バレエを踊る時に、この股関節の状態が開きやすい形をしているのか?開きにくい形をしているのか?大切になる部位です。 日本人の骨格は、生まれつき遺伝的に開きにくい場所に股関節がある事が多いです。ヨーロッパやロシアなどバレエ発祥の国の方の股関節は、骨盤の後ろ側に股関節がある事が多いです。日本人の場合は、横側から前側にある事が多いです。 この生まれつきの股関節の場所は、どうしようもありません! バレエ整体では、出来るだけ開きやすい股関節に動かしたりする事は出来ますが、位置を変える事はできません。 日本人がバレエを美しく踊る為には、自分自身の身体の事を学び理解して、身体を感じてアンディオールをマスターする事が非常に大切になります。 何も感じないで、意識しないでバレエのレッスンをしていると、股関節が開きにくい位置で筋肉が発達してしまい、脚が太くなり、開いて踊る事ができなくなります。 特に、コンクール教室でバリエーションが中心の練習をしていると、気が付いた時には、取り返しのつかない身体に成長しています。決してあわててコンクールを目指してほしくないと思います。 この時期は、まだ意識してレッスンしなくても大丈夫です。まだ難しい時期ですから、それにまだ骨や関節も出来上がっていませんので大丈夫です。次の年齢から意識してレッスンすることが始まります。

骨盤と腰は、以下のような仕組みになっています。 左右に羽のような骨が対になっています。後ろから見ると真ん中に仙骨と言う背骨の一番下の骨があり、その左右で関節となって、少しだけ動くようになっています。 仙骨の上にあるのが腰椎です。腰の骨は5つあります。 この時期に無理にバリエーションなど踊ると、この腰の骨と仙骨の骨が分離したりする可能性があります。決して無茶はしないで下さい。お願いします。

このブログは、バレエボディトレーナー・IMURAが、バレエの身体の正しい使い方を解説しています。

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