ジゼル

ジゼル

ジゼル

原作 ハインリヒ・ハイネ「ドイツ論(精霊物語)」

振付 ジュール・ペロー

台本 ジャン・コラリ、サン=ジョルジュ、 テオフィル・ゴーチエ

音楽  アドルフ・シャルル・アダン

初演 1841年6月28日、パリ・オペラ座

主演 グリジ、リシュエン、プティパ

●解説

バレエの『ロミオとジュリエット』と言われるロマンティック・バレエの代表作。詩人ハイネが書きしるした死霊ヴィリの物語に触発されたゴーチェがヴィクトル・ユゴーの詩なども盛りこみ、踊りとマイムからなるバレエ作品に仕上げた。初演以来百四十年近く経つが、現在もほぼ原型に近いかたちでくり返し上演されている。

●あらすじ

第1幕・時は中世。ライン河に近い小さな村。そこに住むロイスとジゼルは愛を誓いあっている。ある日ジゼルはロイスが王子姿で美しい姫と結婚する夢を見て不安を感じる。 この夢は正夢である。村男ロイスとは仮の姿、実は公爵アルブレヒト。彼には親同志が決めたバチルド姫がいたのだ。 それを知ったジゼルは剣を胸につきたて息絶える。彼女を深く愛していたアルブレヒトはあとを追って自害しようとするが止められて思いとどまる。

第2幕・池のそばの森。ヴィリの女王ミルタはヴィリたちに新しい仲間を紹介する。ジゼルである。婚礼を前に死亡した乙女は、死霊ヴィリとなって人間の男たちを踊りに誘い彼らの命をうばうのだ。 墓まいりに来たアルブレヒトを捕らえた女王ミルタはジゼルに彼を殺せと命ずる。ジゼルは拒絶するが聞き入れられない。ジゼルはやむなく誘惑の舞を踊り、まきこまれたアルブレヒトの息は絶えようとしていた。が、そのとき夜が明けはじめ、ヴィリが支配する夜姿、実は公爵アルブレヒト。彼には親同志が決めたバチルド姫がいたのだ。 それを知ったジゼルは剣を胸につきたて息絶える。彼女を深く愛していたアルブレヒは終りを告げる。ジゼルはバチルド姫を愛すようアルブレヒトに懇願し、消えてゆく。アルプレヒトは、その願いを聞き、彼を探しにきたバチルド姫に手をさしのべる…。

 

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