海賊・バレエ全幕集

海賊・バレエ全幕集

海賊

原作ジョージ·バイロンの叙事詩

振付 アルベール·ドゥ、コンプ

音楽 ロベール·ポッシャ

初演 1837年6月29日、ロンドン、王立劇場

主演 エルスラー、ドゥヴェルナリー、グリジ、ドゥコンブ

解説

ゲーテにも高く評価された詩人バイロンの叙事詩を原作とする作品だが、バレエ化にあたってハッピーエンドに改作された。こうした傾向はほかにもしばしば見られたことだ。
初演は先にも書いたとおりだが、そののち1856年1月23日、サン=ジョルジュ、とマジリエの台本、アドルフ·アダンの音楽、マジリエの振付、ロサティ、リタ·サンガリーの主演で上演され、ナポレオン三世も臨席し、賞賛を集めた。この版は帝政ロシアのバレエ界に紹介され、プティパの改訂を経て今日上演されつづけている。

あらすじ1 マジリエ版

第1幕・第1場

マドリアノプルの奴隷市場。

首領コンラッドに率いられた海賊の一団がいる。それを見たギリシアの少女メドーラはコン-フッドに一輪の花を投げ愛を告げる。
そこへ悪徳商人セイド·パーシャが現われ、メドーラを買いたいと申しでる。彼女の後見人のユダヤ人イザークは、多額の金に目がくらみ承諾する。が、コンラッドたちがメドーラとイザークを連れ去ってしまう。

第1幕・第2場

財宝であふれた地下宮殿にコンラッドの一団がやってくる。

豪華な宴がはじまるが、副首領ビルバントがイザークをそそのかし、コンラッドを眠らせメドーラをさらってしまう。

第2幕

市場での失態に激昂しているパシャ、その邸にイザークがメドーラを連れてくる。

パーシャは大喜びだが側女ズルメアは憤慨する。そこへ巡礼に扮したコンラッドがメドーラをうばい返しにくるが、逆に捕らえられ死刑を宣告される。

第3幕・第1場

メドーラはパーシャにコンラッドの命乞いをし、パーシャは結婚を条件
にひきうける。

婚礼の式ははじまり、パシャはメドーラに結婚指輪をはめる。が、その花探はいつの間にかパーシャの奴隷ギュルメドーラはコンナールとすり替っていた。ラッドとともに逃亡する

第3幕・第2場

大海に浮かぶ船のデッキで寄りそうメドーラとコンラッド。

しかし海は突然荒れ狂い、船はまっぷたつに折れる。

エピローグ

嵐は去り、無事に生きのびたふたりは、神に感謝の祈りを捧げる。

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