パピヨン・バレエ全幕集!

パピヨン・バレエ全幕集!

パピヨン

振付 マリー・タリオーニ

台本 サン=ジョルジュ

音楽 ジャック・オッフェンバック

初演 1860年11月26日、パリ・オペラ

主演リヴリー、ルイ・メラント

解説

この作品は歴史的に重要な一作である。

まずオッフェンバックが作曲した唯一のバレエ音楽であると同時に、世紀のプリマ・バレリーナ、マリー・タリオーニが振付けたただひとつのバレエでもある。

主演はマリーの愛弟子エンマがつとめ大成功を収めた。

マリーはエンマのためにつぎの作品を用意したがエンマが稽古中火事に遭い実現しなかった。

エンマは8か月以上苦しんだ末に他界し、遺作『パピヨン』はロマンティック・バレエの最後の作品になったのである。

1979年ハインドがイギリスで新演出を行ない、ロイヤル・バレエのレパートリーに加えられた。

あらすじ

第1幕第1場,年老いた妖精アムザは、
若い王子ディアルマの心を惹こうと待ちかまえている。

王子の接吻をうければ若さと美貌をとり戻すことができるのだ。

ところが王子はアムザに使える女中ファルファルラに魅せられてしまう。

怒ったアムザは女中を大きな箱に
閉じこめるが、彼女は蝶(“ハピヨン)となってアムザを家から追い払う。

第1幕・第2場

森で遊びに興じていた王子は一匹の美しい蝶をとらえると、それは前夜
会った女中ファルファルラに変身する。

ふたりが恋におちようとするとき、彼女は再び蝶になってしまう。

その蝶をアムザが捕らえよらとするが、ファルファルラを恋するきこり
のパティマーテが危機を救う。

第2幕・第1場

アムザは以前彼女がさらったエミールの前へひきだされる。

エミールは王子の伯父の娘で、ファルファルラの母親でもある。

王子とファルファルラは今度こそ結ばれるかに見えるが、またしてもアムザが彼女を蝶にし、王子を眠らせてしまう。

第2幕・第2場

王子が目覚めると、蝶の群れにとり囲まれている。

この中央にはファルファルラ。

しかしアムザがまだ王子をあきらめきれないと知った彼女は松明の火に身を投じる。

すると蝶の羽根が燃え、ファルファルラの魔法は解ける。アムザは動かぬ像となり、王子とファルファルラは妖精たちの杖で作られた乗物で運ばれていく。

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