シルヴィア・バレエ全幕集

シルヴィア

原作 トルクアート·タッソーの田園

詩劇『アミンタ』

振付 ルイ·メラント

台本 バルビエ ド レイナック男爵

音楽 レオ·ドリーブ

初演 1876年6月14日、パリ、オペラ座

主演 サンガリー、メラント

解説

この作品は、ニュンファのシルヴィアと羊飼いアミンタの平凡な恋物語だが、いまでも上演がつづいているのは音楽の魅力によるところが大きい。主演のサンガリーは当時25歳だったが、彼女は15歳のときミラノのスカラ座でオペラ歌手としてデビューし、各地で好評を得ていた。

●あらすじ

第1幕

深い森の中で羊飼いアミンタが瞑想
にふけっている。彼は先夜この場所で見かけた美しい乙女が忘れられないのだった。

その乙女とは女神ディアヌに使えるニュンファ、シルヴィアだった。

アミンタとシルヴィアは再び出会うが、水浴の姿を見られたシルヴィ
アは、エロスの神を呪い、弓矢を放つ。が、その矢はアミンタに当ってしまう。一方シルヴィアにもエロスが打った黄金の矢がささる。

アミンタが倒れているあいだに、シルヴィアに恋する猟人オリオンが彼女をさらってしまう。気づいたアミンタはエロスに導かれてオリオンの後を追う。

第2幕

シルヴィアは洞窟へとさらわれてき
たが、オリオンを自ら作った酒で酔わせて眠らせ、エロスの神に救いを求める。

第3幕

失意のアミンタが海岸にいると、1
隻の船がやってくる。船長は海賊に姿をかえたエロス。ヴェールで顔を隠した女奴隷はシルヴィアだった。

彼女が美しい踊りを舞ったあと、怒り狂ったオリオンが現れる。

彼はシルヴィアに襲いかかるが、ディアヌの矢がそれをはばんだ。そして最後にエロスが登場し、ディアヌを解きふせてニュンファと人間との叶わぬ恋を認めさせる。

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