スパルタクス・バレエ全幕集

スパルタクス

振付 レオニード·ヤコブソン

台本 ニコライ·ヴォルコフ

音楽 アラム·ハチャトゥリヤン

主演 マカロフ、ズブコフスカヤ、シュレス

初演 1956年12月5日、ソビエト国立
レニングラード·キーロフ劇場

解說

この作品は紀元前2年から1年にかけて
共和制ローマで起きた奴隷反乱劇を描いたものである。 奴隷たちの指導者スパルタクスの活躍は、1960年カーク·ダグラスの主演で映画化もされている。映画も一大スペクタクル作品だったが、バレエの舞台も戦車や騎馬軍団まで登場する大胆なものであった。
なお今日広く知られている同作品は、ボリショイ·バレエ団の総監督兼主席バレエ·マスター、ユーリ·グリゴローヴィッチが手がけた1968年改訂版である。

あらすじ(グリゴローヴィッチ版)

第1幕第1場

ローマ帝国の軍隊は近隣諸国をつぎつぎ侵略し、トラキア (現在のブルガリア、ルーマニア地方)生まれのスパルタクスもローマ軍の捕虜となった。

第1幕第2場

捕虜たちはローマで奴隷として売られ、スパルタクスは妻フリギアと別れ別れになる。

第1幕第3場

ローマ軍司令官クラックスの「館。フリギアはここに買いとられていた。酒宴の席で奴隷による決闘が行なわれ、スパルタクスも剣奴としてかりだされた。

第1幕第4場

スパルタクスは剣奴の営舎で仲間に呼びかけ、脱走を企てる。

第2幕第1場

クラッススの館を抜けだしたスパルタクスは民衆を味方にひきこみ、反乱軍を形成する。

第2幕第2場

スパルタクスはクラッススの別荘で妻と再会し、喜びにひたる。

第2幕第 3 場

クラッススが勝利の美酒に酔っているとスパルタクスの軍がやってくる

第2幕第4場
クラッススは敗北し、屈辱にまみれて立ち去る。

第3幕第1場

物笑いにされたクラッススは、残忍な復讐を誓う。

第3幕第2場

スパルタクスは部下に次の作戦を伝えるが、あまりに大胆な策に一部の兵士はおびえる。

第3幕第3場

クラッススの愛妾エギナがスパルタクスの陣営にもぐりこみ、兵士に酒と女を与えてゆだんさせる。 彼らはローマ軍に捕らえられてしまう。

第3幕第4場

最後の戦いがくり広げられ、スパルタクスはっいに力尽きてしまう。勝ち誇るクラッスス。静かな深い悲しみの中で幕は閉じる。

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