白鳥の湖(バレエ全幕)

白鳥の湖

原作 ムゾイス「奪われたヴェール』の他に白鳥伝説説話
振付 ヴェンゼル·ライジンガー
台本  V.P.ヘギシェフ、V.ゲルツアー
音楽  P.Iチャイコフスキー
初演  1877年2月20日、モスクワ·帝室ボリショイ劇場

主演 カルパコーワ、ギレー

●解説

日本でもバレエの代名詞ともなっているこの名作も、初演は無残な結果に終った。

その原因は振付師と主役の技量不足にあるが、聴衆のほうも素晴らしすぎる音楽をもてあましていた。

そののち、プティパとイワノフが1895年にチャイコフスキーの末弟
モデストの改訂した台本で新演出版を制作し、大ヒットさせた。

●あらすじ=モデスト版=

第1幕

成年を迎えた王子ジークフリートは
村の若者に囲まれて踊りに興じている。

そこへ王妃が現れ、王子に明日婚約者を選ばなければならないと命じる。

まだ独身でいたい王
子が悲しんでいる様子を見て、友人ベンノは白鳥狩りに誘いだす。

第2幕

王子が湖に浮かぶ白鳥に矢を向ける
と、白鳥は美しい娘に姿を変える。

彼女は王女オデットと名乗り、悪魔によって昼間は白鳥にされていると打ちあける。

その魔法は今まで誰とも愛を交わしたことのない若者が彼女を愛することで解ける、と聞いた王子は自分こそその資格があると信じる。

オデットは翌日の夜を待って、王子の婚約者を選ぶ舞踏会へ行くと誓う。

第3幕

舞踏会が壮麗に開かれ、王子の妃候
補がつぎつぎ現れるが、彼の心は動かない。

そのうちオデットそっくりな娘オディールが登場し、王子はオデットと錯覚して彼女を王子はオディールに婚約者に選んでしまう。

その瞬間白鳥の姿のまは窓辺に現れたオデットを発見し、悪魔にだまされたことを悟る。王子とオデットは互いに落胆し、舞踏会場は混乱する。

第4幕

オデットは湖に戻り、人間の姿でい
そるうちに湖水に身を投げようと決心する。王子が許しを乞いに現れ、ふたりは束の間の再会を喜びあうが、悪魔の登場で幸福なときは終る。

オデットは廃墟の上から湖に身を投げ王子もあとを追う。するとフクロウ
に変身していた悪魔が地上に落ちて息絶える。

アポテオーズ·オデットとジークフリートは金色の船で幸福の国へ旅立つ。その船の前を白鳥たちが静かに泳いでいく。

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